医療機関のみなさまへ 3T-MRI検査のご案内

〜 動画で見る「MRI検査の流れ」〜

3T-MRIについて

mri Achieva 3.0T

このたび、当センターは3テスラの磁場強度を持つMRIを大分県内で初めて導入しました。
3テスラMRIは従来の1.5テスラと比較して、信号強度が飛躍的に向上しましたので、微細な血管の描出だけでなく、今まで不明瞭だった部分もはっきり表現できるようになりました。


3テスラのメリット

3テスラのメリット
3テスラのメリット

信号強度が2倍(従来の1.5Iとの比較)
だから・・・

  • 従来、所見かアーチファクトの判断が困難だった画像の、正確な診断が可能。
  • 頭部MRAにおいて、従来見えなかった穿通枝などの血管も鮮明に視認可能。
  • 軟部組織のコントラスト分解能が向上し、関節軟骨部の変性等も見えてくる。

さらに・・・

  • Chemical Shiftが2倍になるので、MRスペクトロスコピーの分解能も2倍となり、従来に比較してよりシャープなPeakを得ることができる。
  • Bold効果が増すため、Functional MRIにおいて有用性が高い。
    Diffusion Tensor Imagingは従来の1.5テスラでも撮像可能だったが、3テスラではより空間解像度が向上
  • Functional MRIやDiffusion Tensor Imagingは術前評価に有用。

検査適応領域

脳(脳神経外科・神経内科領域)

3T-MRIは従来機の約2倍の画質を誇るため、微細な病変も高精度で描出可能。 各種3D撮像・MRS・tractographyも対応可能。

脳(脳神経外科・神経内科領域)脳(脳神経外科・神経内科領域)

心臓・血管系(循環器内科・心臓血管外科領域)

inflow効果および造影効果の増強と32chコイル使用により、冠動脈や各種MRAも高画質で描出可能。

心臓・血管系(循環器内科・心臓血管外科領域)心臓・血管系(循環器内科・心臓血管外科領域)

腹部・前立腺(消化器内科・消化器外科・泌尿器科領域)

最新脂肪抑制法により高コントラスト化。 3D-Dynamic撮像で微小病変も検出可能。前立腺は1024matrixの超高解像度が実現。

腹部・前立腺(消化器内科・消化器外科・泌尿器科領域)腹部・前立腺(消化器内科・消化器外科・泌尿器科領域)

子宮卵巣・乳腺(産婦人科領域)

一度に両側乳腺の撮像が可能。各種3D撮像・ 3D-Dynamic撮像も対応。子宮は1024matrixの超高解像度撮像を実施。

子宮卵巣・乳腺(産婦人科領域)子宮卵巣・乳腺(産婦人科領域)

四肢(整形外科領域)

一度に全脊椎撮像が可能。四肢は1024matrixを駆使し超高解像度で描出。軟組織も微細病変の検出精度が向上。

四肢(整形外科領域)四肢(整形外科領域)

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